施術後にだるくなる方は

施術後のお客様の反応は様々です。

 

寝ている状態から座った時に首や肩を動かして可動域をチェックする方。

「あ~楽になった」「気持ちよかった」「体が軽くなった」と言われる方(とても嬉しいです!)。

また血行が促進して老廃物が排出されようとするため、トイレが近くなったり水分を欲する方もいます。

 

そのような中で施術後にだるくなる方がいます。受けた後しばらくボーっとした状態が続いたり眠気が出てきたり体が思うように動かなくなったりするので、お客様によっては揉み返しが起きていると

疑われる方もいます。

 

施術後にだるさが出る原因の多くは自律神経の作用によるものと考えられます。

自律神経は興奮・緊張を促す交感神経と、リラックス・弛緩を促す副交感神経があり日中の活動時には交感神経が優位な状態、夜の睡眠時には副交感神経が優位な状態になってバランスよく働いています。しかし不規則な生活が続いたり強いストレスにさらされ続けるとバランスが乱れてしまいます。ですので気が張り詰めている方=交感神経が優位な状態の方が施術を受けることで、リラックスできて副交感神経が優位になるとだるさや眠気が出てくるわけです。

 

施術後にだるくなった時はなるべく体を休ませてあげてくださいね。心身が回復してまたエネルギーがみなぎってくるはずです。

そして最近の生活習慣を振り返ってみましょう。

睡眠時間はしっかりとれていますか?

目標を高く設定しすぎて無理に自分を追い込み過ぎていませんか?

何かにとらわれたりのめりこんでいませんか?

内臓に負担をかけすぎていませんか?

 

日常生活においても自律神経のバランスを保てるように心がけましょう。